皐月賞でルメール騎手が斜行したけど……

繁忙期中につきなかなか競馬の結果まで占えない占い師です。体力と集中力の問題ですな。加齢。加齢、喰霊零。

そんなわけで昨日は皐月賞でした。サートゥルナーリアとヴェロックスが最後の直線で抜け出して叩き合いをし、最終的には外から、

サートゥルナーリア
ヴェロックス
ダノンキングリー

と入線。が、直後に審議ランプが点灯。ナンノコッチャと思ってみていたら、最後の直線入口でダノンキングリーが左によったタイミングで、サートゥルナーリアも左ムチが入り右に寄れてアタック。軽く斜行した後に併せ馬の形になったようでした。

結果的にサートゥルナーリアが勝ったもんで、サートゥルナーリアがヴェロックスにアタックしたせいでヴェロックスが負けたんと違うんか?

…ということで審議が長引いたみたい。

まあ、審議はええんやけど、長すぎやで。というか、めっちゃ軽度の斜行やん。これでこんなに慎重になるのは、G1だからやと思うんだけど、もっとがっつり審議せにゃならんレースの局面は平場でも他の重賞でももっとあるやろうが!と思ったのでした。

ほんで、それだけに飽き足らず今朝には読売新聞が冒頭のように記事にしてしまった。

記事の中身はまあ、もちろん事実だけが並べてあるんだけど、この書き方やと、普段競馬を全く知らん人にとっては、ルメールがめっちゃ悪役に見えてしまうよね。ただでさえ外国人コンプレックスが強い国民性だしちょっと心配。

だもんで、ウェッブメディアの片隅にちょびっとだけ「違うで~」という競馬民の文言も残しとこうかなという気持ちで、迫り来るシゴトに怯えつつキーボードを叩いている次第。

善悪は別にして、斜行による戒告・過怠金・騎乗停止などは日常茶飯事的に日々のレースのなかではあることで、それは騎手が全面的に悪いわけではなく、馬が勝手に逸走しちゃった、とか思いもよらない反応(雲にびっくりしてブレーキかけたりする動物ですからね)をしたりすることもあるんです。

ニュースになったのは、G1の1着と2着の馬が絡んだ事象だったからで、ルメール騎手が悪いわけではないです。現に、ヴェロックスに騎乗していた川田騎手は直後のインタビューで「気持ちよく走らせることができて、力を発揮させることができた」という旨の回答をしとるしね。

川田騎手といえば、とりあえず怒りん坊なので、絶大な不利があったとしたら「直線入口で不利を受けてしまい残念でした。それが全てです。」ぐらいのことは回答するのでw

4/13~14の中央競馬にっき

今週は予算の都合でケン。ずっと占いじゃない方のシゴトをしつつ、ラジオとBS11で競馬を聞きつつーnetkeibaの俺プロで遊んでいたのです。

皐月賞は宮崎北斗騎手のダディーズマインドに、ちょっと期待して見ていました。意外とあるんじゃねーかな?と思って。名だたる馬ではないものの、上がりのタイムなどは負けてないし、時計も持ってるので。期待通り先行したまま直線に入ったときは、北斗!いけーーーー!って叫んだよねw

えまのん / 2019年4月15日 / G1, 中山競馬場, 競馬日記